20代後半までに10回以上転職を経験した僕が語る「転職話」その①

さて、みなさんは「転職」を経験したことがありますか?

転職ってなかなか勇気がいりますよね。

「辞めてしまったら生活出来ない…」

「周りに嫌な目で見られる…」

また、

「上司に言い出せない…」

「会社が辞めさせてくれない…」

分かる。分かりますよみんなの気持ち!

こういった感じで、転職に踏み出せない方も大勢いると思うんです。

しかし、僕は今までに10回以上転職を繰り返して「天職」にありつけました。

なので今回は「転職して天職を見つけ出したい」と思っているみなさんの為に、僕が今までどういう経緯で会社を辞めて「転職して天職を見つけ出したのか」を書かせて頂きます。

初めの転職

大学を中退した僕は、まず始めにアパレルのショップ店員になりました。

やはり、若い頃は「モテたい!」という頭しかなく、とりあえず見栄えのいい仕事に就きたくモテの王道「ショップ店員」になったのでした。(みんなもそんな感じでしょ?)

しかし、雇用形態は契約社員…「なんか微妙だな…」と思いつつも働いていて、ふと感じたのが…

「年とってもショップ店員でいられるの?」

ってこと。

当然無理ですよね。いいおじさんが服売ってても誰も買わないし、まず年取ったら契約解除されそう…

そう考えてたら、かなり不安になってきて最初の転職を決意!!

もう決意したからには、2年間勤めたショップ店員に未練はなく早速次の日「辞めます!」って言いました。後先考えずに。

そう、次の職も決まっていないまま勢いで退職してしまったのです。

しかしながら、アパレルの給料がメチャメチャよかったから貯金もそこそこあったので、ゆっくりと転職活動することにしました。

百貨店に就職

アパレルで働いていたこともあって、百貨店にすんなり正社員で就職することが出来たのですが、就職してから気づいたのが…

「つまんなくない?」

ってこと。

百貨店の社員って、百貨店に入っているショップの売り上げみたり、レジを手伝ったり、催事の準備をしたりするんだけど、僕にはつまらなく感じてしまいました。(百貨店で勤めている方ごめんなさい)

だから入社して半年で思ったのです。

「辞めよ!」

そこで次の日上司に…

「ここで働いていても、自分の為にならないと思いますので違う仕事にチャレンジしてみたいと思います」

と大胆に退職宣言をしたところ…

「そうかー分かったよ」

とすんなりと話がつきました。

今思うと、「めんどくせー野郎だな!辞めるならさっさと辞めろよ!この後会議やらで忙しいんだよ!」と上司の目が語っていたようにも思えます。

まー当然ですよね(笑)

入社半年の若造が、突然「自分の為にならないから~…」と突然言い出したら誰だって冷ややかな目になりますよ。(苦笑)

しかーし!そんな冷ややかな目は僕には通用しないのです!

そう、自分の気持ちに嘘をつけない僕は、入社して半年で退職するという荒業を成し遂げてやりました。

また無職

就職して半年で会社を辞めたことにより、またもやニート!

もう親は呆れ顔。僕はニート顔。

少しの貯えがあった僕は…

「ニートは若い時しかできねーんだよ!」

と親に言い放っていたのを覚えています。

そして、この頃から僕は「ガテン系ってカッコいい」と思い始め「職人の道こそが将来安定じゃん!!」と訳の分からないことを考え始めており、頭の中は「ガテン系=モテ男」になっていました。

ガテン系とび職へ

もう当時は「モテたい!モテたい!」とモテることを基準に行動していた僕ですので、当然速攻で「とび職」に転職。

しかし、待ち構えていたのは肉体労働。

肉体労働。

肉体労働。

休みと言えば週に一回…日曜日のみ。

仕事内容と言えば、ひたすら鉄やアルミのパイプを肩に乗せて運んだり、足場板っていう思い足場材を肩に乗せて運んだり…運んだり…運んだり。

そう、人力運び屋になっていた!

そして入社1ヵ月は、筋肉が悲鳴をあげると同時に僕も悲鳴をあげ、帰宅して風呂入って飯くって速攻寝る生活をひたすら繰り返しました。

だがしかし…

給料がメッチャいいんです!!

そして就職して半年が過ぎる頃には、筋肉ムキムキのマッチョメンに進化を遂げていた。

お金が貯まるし、ムキムキになれるしなんていい職業なんだ!と思っていたのも束の間。

同僚が落ちる

一緒に働いていた同僚が、足場から落ちたのです…高さ5メートルくらいの場所から。

かぶっていたヘルメットは割れ、流血し倒れて動かなくなり救急車で搬送される同僚。

「なにこの展開?」

僕は突然の事態に動揺を隠しきれず、その日の作業を終えたのでした。

帰宅しテレビをつけると「作業員が足場から落下し重体」と夕方のニュースで取り上げられており、事の重大さに気づく僕。

また、現場は作業停止になるわ現場監督に怒られるわで大変!

「人が死にそうになってるのに、現場の方が大事なのかよ?!」と頭に血が上がりましが、社長と頭を下げたのは一生忘れることはないですね。

僕と言えば、その一件で…

「なんて危険な仕事をしていたんだ!俺は!」

と気がつき、

「これはまた転職しなくては!」

と転職を決意しました。

しかし、これで転職は3回目。

「こんな職歴でどこも雇ってくれないよな~」

なんてことは微塵も思わず、また次の仕事も決まっていないのに会社を後にしました。

記事が長くなったので、“20代後半までに10回以上転職を経験した僕が語る「転職話」その②”へと続きます。

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