家族のDVに耐えているのだが俺はもう限界かもしれない

こんにちは。だんキチです。

実は最近、家族からDV被害を受けていて青アザが絶えなくなってきました。

…というか、もう限界かもしれません。

息子が仮面ライダーエグゼイドになった

そう…事の発端は、3歳寸前の息子が仮面ライダーエグゼイドにハマり始めたことがキッカケでした。

息子は4月に保育園から幼稚園に移ったのですが、幼稚園で新しく出来た友達が大のエグゼイドファンだったらしく、毎日新しい技を身につけて帰ってきます。

 

そして、息子が幼稚園から帰ってきたら僕がボスキャラになって闘ってあげるのが定番となっているのですが…日に日に技のレベルとパンチ力が増し、僕の肉体をえぐるのです…

 

えぇ…初めのうちはよかったですよ?

「エグゼイドパーンチ!」

このように弱めのパンチをコツンコツンと当ててくる程度でしたから。

 

しかし、今となってはエグゼイドパンチがヘビー級ボクサー並みのパンチ力になり、僕の背中を息子が殴る度に「ウ゛ッ…」と息が止まりそうになるんです。

ついにDV被害で流血

「アハハハハッ!エグゼイドパンチカッコいいね!」

僕は、どんなにパンチされても優しいお父さんを演じている訳ですが、心の中では…

「痛い…すごく痛い…助けて…助けてよ…ママァァァーー!!」

このようにブタゴリラ…トンガリのように叫んでいるのであります。

 

しかし、3歳になる息子はそんなお父さんの叫びなんて全く知りませんので、エグゼイドパンチ、エグゼイドキックを連発コンボ。

かの有名な格闘ゲーム「キングオブファイターズ」をマスターした僕ですら目を見張る連発コンボ。

 

心の中では「ツラい…ツラいです…この生活」と思いつつも、息子が喜ぶために…

「ガオォー!ボスだぞぉー!!」

このように、悪役を演じているわけですが…ついに予想をはるかに超えたメリケンパンチが鼻を直撃!!

 

バキッッッ!!!

 

「えッ?!」

 

もはや息子の顔は範馬勇次郎そのもの。

ふと鼻から熱い何かが垂れてくると思ったら…真っ赤な鮮血でした。

 

僕は自分の鼻から流れ出る血を見て怖くなり、息子とエグゼイドごっこして遊んでいた寝室を飛び出し、足をもつれさせながら居間へダッシュ…したのも束の間。

3歳の息子は、その小柄な体を左右にフリフリしながら僕を笑顔で追いかけてくるではありませんか…。

 

鼻から流れ出る鼻血でパジャマを汚した僕は、その光景を見てこう思いました…

 

「最強かよ?」

 

仲間が加わりDV被害拡大

鼻血を出しているのにも関わらず、子供は「遊んでいる認識」なので一向に攻撃の手は休まりません。

むしろ、鼻血を出して怯えている「お父さん=面白い!」と思い始め、より一層攻撃の手を強めてくるのです。

例えるならば…先ほどまではクリリンだったのが、鼻血を出して逃げてからスーパーサイヤ人3になった勢い。

 

「これでは体のアザが増えてしまう一方だ…」

 

僕は3歳になる息子にひざまずき…

「や~ら~れ~た~!降参です!」

このように終戦を希望したのも束の間。

今度は7歳になる娘が膝まづいて土下座している僕の背中に、エドモンド本田ばりのヒップアタック!!

 

もろに背中へケツからダイブされることにより、僕のアバラは床へ叩きつけられると同時に物凄い圧迫感を感じ呼吸困難に。

それと同時に、「これは面白い!」と思った息子も参戦して僕の背中へ水泳選手並みの飛び込み!

 

「ウ゛グゥ…ウ゛ッ゛…い゛だい゛」

 

声にならない声は、やっぱり声にならないので子供たちはお構いなしに僕を攻撃。

その光景をニヤリとクソイラつく表情で眺める奥さん。それを見て心の中が煮えたぎる自分。

 

…そして、鼻血が止まると同時に僕への攻撃がやっと収まるのでした。

 

ツラい…というか痛い

正直、子供のパンチがこんなにも痛いとは思っていませんでした。

僕も小さいころ、自分の父親に「必殺パーンチ!」などとやっていましたが、当時の父親も…

「痛い…痛いよマッマァァァーー!!」

このように思っていたのに違いありません。

 

しかしながら、この暴力的な日々がいつまで続くのか…。

僕の体には今現在無数のアザがあります。

 

左足のアザは息子に靴を履いている状態で「つま先蹴り」されたもの…。

右太もものアザは娘に思いっきりつねられたもの…。

右肩のアザは…調子づいた奥さんに思いっきり肩パンされたもの…。

 

ツラいです…

ですが、このアザは幸せの数だと思ってもいいですよね?

 

最後に

今日もこれから体にアザを作るDVの時間が始まります。

 

みんなが笑いながらギャク漫画を読んでいるとき…僕はエグゼイドパンチを受けて心で泣いています。

 

みんなが飲み会で楽しんでいるとき…僕は顔面に思いっきりパンチを受けて膝から崩れ落ちています。

 

…みんながベットでイチャコラしているとき…僕もベットでイチャコラしています。(恥顔)

 

…とは言うものの、僕からこのDV生活を取ってしまったら何も残らなくなってしまいますので、子供が成長するまで耐え抜いてみようかなと思います。

 

 

子供からのDV…それは幸せの証。

子は宝。

宝っこは酒。

酒は身を亡ぼす。

 

…今日は酒を飲んで身を滅ぼしながら眠りたいと思います。

 

 

 

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おしまい

 

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