こんにちは。だんキチです。
突然ですが、皆さんは起業経験やフリーランスになったことはありますか?
ちなみに、僕はあります。
まぁ、起業って言っても建設関係で仕事を貰って細々と1人でやっている個人事業主ですが。(苦笑)
しかしながら、細々とやっているので「社長」と崇められるくらいの収入はないですし、作業現場に入れない時は当然休み。
なので、収入は安定しませんが生活には困らないくらいの「お金」は稼いでいますので、僕はこの暮らしに満足しています。
さて、前置きが長くなってきましたが、最近になって何やら「新卒起業」が流行っているみたいですね!フリーランスになってみたり。
僕的には全然OKな選択だと思うのですが、その裏では心配なこともあるのが事実です。
そこで今回は、1歩も社会で働かなくして「起業&フリーランス」になる心配な点を書かせて頂きたいと思います。
事務的仕事が心配
当然、社会で1回も働いたことない方ですので「請求書」などを相手方に提示するタイミングや作業進行過程が全くつかめないと思うんですよね。
そりゃ、今は便利な世の中になっていますので「請求書」や「納品書」などはネットのテンプレートを使用して書き方はググれば分かると思いますが、相手方への提示の仕方やタイミングが分からないと思うんですよ。
なんて言うんですかね…仕事における「空気」が分からないというか…。
しかしながら、これについては「慣れ」で解決できる問題ですから、数をこなせば自ずと身につくかな?とは思います。
起業と言う意味を理解していない?
僕が思うに「起業」とは、自分で考えたビジネスモデルを軸にして会社を立ち上げ、消費者に「物&サービス」を提案して収入を得るスタンスだと思っています。
なので、起業とは生半可は気持ちでは絶対にうまく行かないし、とても難しいことなんですよね。
しかしながら、最近見かけるのは「起業するわ!」と簡単に言ってしまう子。
僕は、それが悪いとは思わないしうまく行ってほしいと思いますが、ビジネスモデルが確立されていない中で起業するのは「ニート」になることと同じだと思うんですよ。
多分、簡単に「起業する!」と口に出す人は「事業計画書」なども書いていないだけではなく、市場選びや競合性などについても全く調べていないと思います。
「起業」…それは成功者の話を聞くと簡単なことに思えますが、成功者は陰でサラリーマン以上にツラい思いをして頑張ったということを忘れてはいけません。
どうする?住宅ローン組めないぞ?
これが1番イタいところかな?と僕は思います。
いやッ!住宅ローンが組めないと言うのは大げさかもしれませんが、確実に組みにくくなります。
この世の中って「金」があるから何でも出来るという訳ではなくて、「信用」が第一なんですよね。
なので、いくら「お金」を稼いでいる起業家さんが家を購入しようと融資を受けようとしても、銀行側は…
「今は安定した収益があるようだけど先行きは分からないよね…」
このような形で融資を受けられないケースがとても多いです。
なので、「事業主が組みやすい住宅ローン」などと謳っているローン会社も多いんですよね。
ですが、稼ぎまくれば問題ありませんので「俺はキャッシュで買うぞ!」くらいの勢いで頑張ってほしいと思います。
それは「逃げ道」ではないよね?
正直言って、会社と言う組織で働くのはかなりダルいです。面倒くさいです。
僕は今まで生きてきて、様々な会社で働いてきましたが全ての勤務先を思い返しても「ここで一生働きたい!」とは思いませんでした。
むしろ…
「なんで会社のために働かなきゃいけないんだ」
「会ったこともない社長の収益のために働くのは嫌だ」
このように思っていました。
ですので、一念発起して個人事業主になった訳ですが、この辛い経験があったからこそ「人脈」も出来ましたし、少しばかりの「信用」も得ることが出来ました。
ですが、新卒で「起業する」と言っている子をみると理由が「浅はか」であったり、中二病みたいな理由で口走っているとしか感じられないケースが多いです。
なので、起業という言葉の「逃げ道」へひた走っているとしか感じられないんですよね。
しかし、起業というのは「逃げ道」ではなく「いばらの道」だということを知っておいた方がいいです。
成功者の話だけを聞いていると、起業への感覚がマヒしますので破産した社長さんの話をたくさん聞いてみて下さい。
起業とは逃げ道ではなく「いばらの道」だと言うことが痛いくらい分かりますので!(このことを知っておかなければ確実に失敗します)
まとめ
ここまで、新卒で起業する心配な点を複数あげましたが、僕的には自分のやりたいことをやるのが1番いいと思います。
しかしながら、起業って大変だよ!(汗)
人脈も信用もないまま起業すと尚更大変!
ですが、失敗しても再就職という手段もあるので起業するなら思いっきりやってみましょう。
まぁ、色々と心配な点はありますがガッツがあればどんな困難だって乗り越えられるさ!
※ちなみに起業後1~3年で30%が倒産するようですので、起業する方は身を引き締めて頑張りましょう!
おしまい