童話の中で最も人気が高いと思われる「桃太郎」ですが、みんなは読んだことありますか?
冒頭の「おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました」というフレーズで覚えているかたも多いことでしょう。
また、昔話をさせると決まってこのフレーズから入る人も多いよですよね。
そこで、僕が思ったのは…
「桃太郎に自分も登場させるとどうなるのか?」
ということ。
簡単に書くと、登場人物を
「おじいさん、おばあさん、桃太郎、俺」
という感じ!
なんか面白くなりそうだぜ…と思い書いてみましたので暇つぶしな感じで読んでみて下さい。
それではどうぞ!
桃太郎&俺
むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんと俺が住んでいました。
おじいさんは山へしばかりに、おばあさんは川へ洗濯に行くのを、俺は部屋の窓から見ていました。
おばあさんが川で洗濯をしていると
「ドンブラコ、ドンブラコ」
と、大きな桃が流れてきました。
「これはいいみやげが出来た!」
おばあさんは大きな桃を拾い上げ、家に持って帰っているとき、俺は少し遅めな朝食を摂っていました。
そして、おじいさんとおばあさんが、桃を食べようと桃を切っているのを横目で見ている俺がいました。
「パカーーーーン」
なんと、モモの中から元気な男の子が飛び出してきました。
おじいさん、おばあさん、俺は…
「これは神様が下さったに違いない!!」
こどもがいなかった、おじいさん、おばあさん、俺は大喜びです。
桃から生まれた男の子を、おじいさんとおばあさんと俺は、桃太郎と名付けました。
桃太郎が成長
桃太郎がスクスク育って、やがて強い男の子になったとき、俺は大学を卒業しました。
そしてある日、桃太郎が言いました。
桃「ぼく、鬼ヶ島へ行って、わるい鬼を退治します」
そして、おばあさんと俺にきび団子を作ってもらうと、鬼ヶ島へ出かけました。
仲間が増える
旅の途中で、イヌに出会いました。
イヌ「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」
桃「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」
イヌ「それでは、お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」
イヌはきび団子をもらい、桃太郎のおともになりました。
そして、今度はサルに出会いました。
サル「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」
桃「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」
サル「それでは、お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」
そして歩いていると今度は、キジと俺に出会いました。
キジ&俺「桃太郎さん、どこへ行くのですか?」
桃「鬼ヶ島へ、鬼退治に行くんだ」
キジ&俺「それでは、お腰に付けたきび団子を1つ下さいな。おともしますよ」
こうして、イヌ、サル、キジ、俺の仲間を手に入れた桃太郎は、ついに鬼ヶ島へやってきました。
鬼ヶ島に到着
鬼ヶ島では、鬼たちが近くの村から盗んだ宝物やごちそうを並べて、酒盛りの真っ最中です。
桃「みんな、ぬかるなよ。それ、かかれ!」
イヌは鬼のおしりに噛みつき、サルは鬼の背中をひっかき、キジはくちばしで鬼の目をつつき、俺はガクブルで震えていました。
桃太郎は、刀をふり回して大あばれです。
とうとう鬼の親分が、
鬼ども「まいったぁ、まいったぁ。降参だ、許してくれぇ」
と、手をついて謝りました。
桃太郎とイヌとサルとキジと俺は、鬼から取り上げた宝物を引き車の荷台につんで、元気よく家に帰りました。
おじいさんとおばあさんと俺は、桃太郎の無事な姿を見て大喜びです。
そして三人は、宝物のおかげで幸せに暮らせましたが、俺は鬼ヶ島に行って就職活動が出来なかったので新卒ニートになりました。
おわり
なんかジワジワきた
想像してたらジワジワきたので文字に起こしてみました。
なんの物語でも、自分を加えると面白くなるから妄想タイムにオススメします。
それでは!
参考元。