面接で不採用になってしまうことがあると思いますが、不採用になったとしても「どうしてもこの会社に就職したい!」という方もいるでしょう。
そんな時、「不採用になった会社へもう一度応募(再応募)してもいいものか?」と考えるものですが…自分は再応募した経験があります。
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再応募OKの企業が現れ始めている
最近では住宅会社の大手「大和ハウス」が新卒採用に「再チャレンジ」というシステムを導入し、1度不採用になった人でも何回も応募できるという新たな取り組みを始めました。
まぁ、ネット上では賛否両論で…
「1度落とされた会社に面接に行くやついるの?」
このようにも言われているみたいですが、大和ハウスにどうしても就職したい方にとっては間口が広がったことになるので嬉しいですよね!
このように、最近では企業側が「再応募」に積極的になり始めているのですが、中小企業ではまだまだ浸透していないのが事実。
1度不採用になると諦めてしまう方が多いです。
不採用になって実際に再応募した過去
冒頭でもお話ししましたが、自分は面接で不採用となった企業に再応募した経験があります。
まだ23歳という若いころの話ですが、「どうしてもこの会社に入りたい!」と思わせてくれる企業がありまして全力で面接に臨んだのですが…結果は不採用。
絶対に入社したいと思っていた自分は心底ヘコんだのですが、「どうしても入社したい!」という気持ちのほうが勝ってしまい不採用になった会社に電話をかけてみたんです。
「不採用の通知が来たのですが…どうしても御社で働きたいのでもう一度応募させてもらうことは出来ますか?」
このような内容で不採用になった会社へ電話をかけたのですが…結果はNG。
今回の募集で人員は確保出来たので、次の募集が出るまでお待ちくださいという形になってしまいました。
自分は次の募集が出るまで待ち続け…といいたいところですが、こちらだって働いてお金を稼がないと生活ができません。
なので、結局はその企業に入社することを諦めてしまいました。
自分が不採用にした人が再度応募してきたことも
自分は勤めている会社で面接官に抜擢された経験もあるのですが、自分が面接を担当して不採用にした人が再度応募してきたことがありました。
面接官になって感じた不採用になる人の「5つの特徴」。 – だんごの噂
その人を不採用にした理由は「スキル不足」「熱意が感じられない」といったことだったので、まさか再度応募してくるなんて思いもしませんでしたね。
なので、もう1度面接するかどうかを役員の方達と話し合ったのですが、結果は…
「人員に余裕がほしければもう1度面接してもいいのでは?」
このような形になりました。
不採用にした自分としても、再度応募してくる人の「やる気」に興味があってもう1度面接したくなったんですよね。
そうして、1週間後に面接の機会を設けて再度面接してみたら、最初の面接時とは別人のように「熱意」を伝えてくるわけです。
これには驚いて「何故最初の面接でこれだけの熱意を伝えられなかったのですか?」と聞いたところ、単純に緊張していたそう…。
このような形で、1度不採用にした人はめでたく採用になったという訳です。
この方とは、自分が退職するまで仲良くさせていただいて、たまに飲みに行く関係になっています。
不採用になった方が再度応募してきたときの印象
正直に話すと、不採用にした方が再度「もう一度…面接を…」と連絡してきたとすると、会社側は「えッ?!なんで?!」という印象を覚えますね。
会社側だって、しっかりと面接をこなして不採用にしている訳なので「もう1度!」と言われると「う~ん。」という気持ちになってしまいます。
しかしながら、自分が以前勤めていた会社は「やる気があるんだったらもう1度」というスタンスでしたので、1度不採用になった方が採用に気に変わったことがあるんですよ。
大抵の企業は、1度不採用になってしまうと即再応募するのはキツいかと思いますが、期間を開けて応募するのは全く問題ありません!
なので、狙っている企業があるのであれば求人を追いかけ続けて数か月後に再応募すればいいと思いますよ?(求人が出ていれば)
また、自分が勤めていた会社のように「やる気がある人」を求めている企業だったら、不採用になっても再応募してみる価値はあると思います。
面接官は、面接で難しいことを並べてきますが結局は「やる気があるかどうか?」を最終判断にしていますので不採用になったとしても、もう1度頑張って再応募してみるのもありだと自分は感じますね。
再応募は電話のほうがいいのか?
不採用になった企業へもう1度応募する場合は、電話を1本入れてからにしましょう!
電話もなしに先日不採用にした人からイキナリ履歴書が届くと、会社側からしてみても頭の中が「?」になってしまいます。
なので、もう1度面接を試みたい方は不採用になった企業へ電話をして…
「先日の面接で不採用になった者ですが、どうしても御社に入社したいと思っていますのでもう一度面接の機会を与えていただけませんでしょうか?」
このように面接担当者に伝えるようにしましょうね。
そうすると、企業によっては再チャレンジさせてくれるかと思いますので!
まとめ
自分の場合は、不採用になった会社へ再応募のアプローチをして断られましたが、勤めていた会社では1度不採用になった方を採用した経験があります。(皮肉なことに 苦笑)
なので、「どうしてもこの企業じゃなきゃダメなんだ!」という熱い意志を持っているのなら、再応募したって全然問題ないと思います。
むしろ、行動を起こさないで後悔するのが1番よくないことだと思いますので、自分の思うままに行動してみるようにしましょう!
これで、面接の機会を与えてもらえなかったり、再度不採用になってしまった場合はスパッと気持ちを切り替えて次の企業に応募してみるように!
世の中には自分が見つけられていない「素晴らしい企業」がたくさんありますので。
それでは!