みなさんこんにちは!
さて、1人暮らしを始めるときに購入する方や、引っ越しの際などに新しく買い替える方が多い「炊飯器」ですが、みなさんはどのように選んでいますか?
機能、大きさ、スタイル…人それぞれかと思いますが、間違った選択をしてしまうと電気代が無駄になったり場所を取りすぎて邪魔になったりするんですよね~。
そこで今回は、以前家電屋で勤務していた僕が「炊飯器を選ぶポイント」と「おすすめの炊飯器」をご紹介させていただきます!
※最終更新日 2017.3.12
Contents
炊飯器を選ぶポイント
「これ可愛いな!」
「これなんてスタイリッシュでカッコいい!」
このように外見で判断して購入してしまっている人がいますが、そのような選び方をしていると必要のない「電気代」もかかってしまい、後に痛い目をみることになります。
難しいことはいいませんので炊飯器を購入する際は、次の基準を参考にして下さい!
■1~2人暮らし→炊飯量1~3合
■3~5人暮らし→炊飯量3.5~5.5合
■4~6人暮らし→炊飯量6~8.5合
■6人以上→炊飯量1升(10合)
基準はこのような形になります。
なので、やみくもに「人気があるから」「売れているから」といった理由で炊飯器を購入するのはやめておきましょうね!
それでは、まず先に「おすすめの炊飯器」をご紹介させていただいてからスペック詳細の説明をさせてもらうとしましょう。
おすすめ炊飯器
1~2人暮らしにおすすめの炊飯器
こちらは有名な象印の炊飯器。
タイプとしては「マイコン炊飯器」となっており、内釜は「黒圧釜」。
また、最大消費電力は495wと少なめになっており年間の電気代は1031.4 円程度となっています。
こちらタイガーの炊飯器は、消費電力350wとかなり少ないのと節電の「エコ炊きモード」があるので電気代節約にもっとこいの炊飯器と言えます。
メーカー引用
白米メニューに比べ電気代約10%節約電気代を賢くおさえながら炊きあげる。
白米メニューと比べて約30%蒸気カット気になる蒸気を抑えて炊き上げる。
こちらは大火力450wで一気に炊き上げるのが特徴。
その他、煮込/蒸しモードを搭載しているのでシチューやスープを簡単に作ることができ、付属の蒸しプレートで蒸し料理も楽しめます。
3~5人暮らしにおすすめの炊飯器
ここからはオススメ順に3台一気にご紹介していきます!
■ポイント■
3~5人暮らし用の5.5合炊きになると、マイコン炊飯器からIH炊飯器へと変わります。
後でご説明しますが、IHは内釜全体を加熱することが出来るので底釜しか加熱されないマイコン式とは炊き上がりがまったく違います。
また、ここに挙げた3つの炊飯器のスペックはそれぞれ微妙に違うので、自分に合った炊飯器を選んでみて下さい!(一応おすすめ順に掲載しています)
4~6人暮らしにおすすめの炊飯器
■ポイント■
正直、6~8合は驚くほど出回っていませんので購入するとしたらこの2つがベストだと思います。
また、こちらの炊飯器もIH使用となっていますので、ふっくらモチモチのご飯を炊き上げることが可能となっているのが特徴!
家族が6人以上の家庭におすすめの炊飯器
※おすすめ順に掲載
■ポイント■
もうここまでなると、性能はどれも素晴らしいので炊き上がりに関しては文句なし!
1つ言うのであれば、1番下の象印圧力IH炊飯ジャーは「鉄器コート豪熱羽釜」を使用しており、釜内の「炊きムラ」を抑えられる仕様となっています。
炊飯器の基礎知識
先ほどからマイコン式やIH式などといった言葉が出てきていますが、それらを簡単に説明させていただきます!
■マイコン式とは?
マイコン式炊飯器とは、簡単に言うと釜を温めるヒーターが底部分についている炊飯器のことを指します。
なので、当然火力に関しては弱いと言えますが、消費電力が少ないので家計には優しいんですよね~。
■IH式とは?
最近よくIHという言葉を耳にしますが、このIHとは電磁誘導加熱(Induction Heating)のことを指しています。
この電磁力によって内釜全体を一気に加熱することが出来ますので、ふっくらモチモチに炊き上げることが出来るんですね!(圧力IHは100度以上で炊き上げることが可能)
なので、マイコン式の炊飯器とでは炊き上がりが全く違います。
■ガス式とは?
今回はご紹介しませんでしたが、炊飯器にはガス式もあります。
ガス式炊飯器にはLPガス、都市ガス用があり、その炊き上がりは本物だと絶賛する人もいるくらい!(僕も食べましたが本当に美味しかった!)
釜の違い
みなさんも選ぶ際に気になったことがあると思いますが、最近の炊飯器はこだわりの釜が使われているんですよね~。
■鉄釜
鉄釜の特徴は、ステンレス内釜よりも発熱性があるため強い火力で炊くことが可能!
■銅釜
熱伝導の高さが売りで、釜全体を均一に加熱することが可能!
■炭釜
こちらは熱伝導の高さに加え、遠赤外線効果もありますので釜全体をムラなく加熱することが出来ます。
■土鍋
土鍋はジンワリと熱が伝わっていきますので、蒸らし効果があることながら冷めにくいのが特徴。
まぁ必然的に、値段が上がるにつれて上質な釜になっていきますね!
僕個人的には、土鍋コーティングしている釜で炊いたご飯が好きかもしれません。
炊飯器は大きい方がいいと思う
自分的な考えになるのですが、炊飯器は少し大き目を買った方がいいと思うんですよね。
その理由としては、1人暮らしの方でもご飯を炊いて冷凍保存する場合だってあるし友人が来て一緒にご飯を食べることだってあるから。
家族3~5人暮らしの方に5.5合炊きをおすすめしていますが、1人暮らしの場合も5.5合炊きが便利に使えるときだってあります。
今は炊いたお米を冷凍保存しておくのが当たり前になっていますからね!
一気にたくさんお米を炊いて保存しておくと電気代も節約になりますし、ご飯を食べたいときに美味しいご飯がすぐ食べられるのでオススメです。
まとめ
このように、炊飯器といっても様々な仕様と基礎知識がありますので、炊飯器を購入する際は自分にピッタリ合った炊飯器を選ぶようにしましょう!
炊飯器ってなかなか買い替えるものじゃないですからね。(^^)
それではこの辺で失礼させていただきます!