今回は、「ルート営業は楽なのか?」という疑問に転職を10回以上経験した自分がお答えしていきたいと思います。
これからルート営業で就職を考えている方は参考にして下さいね!
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ルート営業にも様々な種類がある
ルート営業と聞くと、決まった取引先に足を運んで商品を卸すといったイメージを思い浮かべると思います。
それはその通りで、ルート営業と名がついているくらいなのでルートに従って業務をこなすことに。
しかしながら、ルート営業といっても様々な種類があり「楽」に感じる業種と「つらい」と感じる業種があるのを覚えておいた方がいいですよ?
そうしなければ、入社してから「こんなはずじゃなかった…」なんて後悔してしまうことも…。
なので、少しばかりルート営業の種類をご紹介させていただきますので、参考にしてみて下さい。
ルート営業 配送
ルート営業で1番多いのが「配送関係」で、商品を取引先に卸すといった仕事内容になりますよね。
このルート営業は比較的楽ですが…給料は安いと思います。
ちなみに、自分も配送関係のルート営業で働いた経験がありますが、仕事内容はとっても楽で忙しくないときは配送中にコンビニによってサボったりもしていました。
しかし、ルート営業の配送といっても「ただルートを回ればいい」というだけではありません。
当然、新規開拓もしなければいけませんし、取引先の人達と信頼関係を築くことも必要。
なので、コミュニケーション能力も必要とされますね。
小売店や百貨店へのルート営業
小売店や百貨店へのルート営業の場合は、自社の商品をお店側にアピールする仕事になりますので当然「営業能力」が必要となってきます。
各お店を1日何件も回って「この新商品はですね~」と営業をかけていくスタイルになるのですが…このルート営業はキツイと思いますよ?
まぁ、新規開拓の飛び込み営業ではないので気は楽かもしれませんが、ルート営業の場合毎回「同じ相手」に営業をかけていくことになりますので、こちら側も気が引けてしまう部分があるんですよね。
住宅会社のルート営業
住宅関係のルート営業は、土地所有者に「アパートを建てませんか?」「住宅を建てませんか?」といった提案営業になるか、アパートを管理しているオーナーさんへ「ウチの会社で管理させてもらえませんか?」というルート営業になります。
正直言うと、住宅会社のルート営業はかなりつらいので就職しないほうがいいと思います。
自分も1度住宅会社のルート営業で働いた経験があるのですが、定時であがれることなんてまずなかったし、営業成績が落ち込むとすぐ上司からカミナリが。
基本的に住宅会社はブラックですので、「俺は絶対に住宅のルート営業がやりたい!」と心の底から思っている人にしかおすすめ出来ませんね。
自動販売機補充のルート営業
自動販売機へジュースなどを補充するルート営業もありますが、この仕事は朝も早いし夜も遅い…その割に給料も安いので微妙ですよね。
自分も、1日だけ自動販売機のルート営業へ同行したことがあるのですが、1日中休む暇なく自販機巡りになるうえに、落として傷をつけてしまった缶ジュースは自腹購入させられ最悪な思いをしました。
また、業務が終わり会社へ戻ったら回収してきたお金の集計作業。
それが終わったら翌日の配送準備。
最初は「自販機の補充なんて楽でしょ?」と思っていましたが、確実につらい仕事だと判断したため1日の体験研修で辞退しちゃいました。
ルート営業は楽ではない
仕事の職種の中で「楽」だと思われがちなルート営業ですが、楽に感じる人と「つらい」と感じる人がキッパリと別れるのもルート営業の特徴。
「毎日同じところに回っていればいいんでしょ?楽じゃん!」
最初はこのように思いますが、いざ就職して働いてみるとルートを回る以外にも様々な業務があることを知るように。
そうすると、つらい部分も見えてきてしまいますので「ルート営業って大変だ…」と思うようになってくるかと思います。
しかし、先ほどお話しした通り配送関係のルート営業は比較的楽だと実際に働いてみて思いましたね。
1週間のスケジュールが決まっていますので、ルートに沿って配送を行うだけ。
ですが、その配送スケジュールだって自分でたてなくては行けなくなるし、取引先に電話で営業したりすることも。
なので、一概にも「ルート営業は楽だよ!」とは言えないんですよね。
求人の大半はルート営業の時代
求人を色々と見てみると分かると思いますが、最近だと営業職のほとんどがルート営業の時代となっています。
それは、個人宅に侵入して営業する「飛び込み営業」が法律で禁止されたということもありますし、既存のお客さんを大切にしていきたいというスタイルが定着してきているから。
ルート営業ではないにしろ、保険の営業だって顧客名簿から割り出して営業をかけていくスタイルになりますし、アパートの仲介だって来店されたお客様へ営業をかけるスタイルとなりますので基本的に業務内容はそれほどつらくないと思います。
しかし、中には「営業職は大変だ…」と思ってしまう人がいるのも確か。
営業職は大変?
「営業は大変」「営業はしんどい」とよく耳にするかと思いますが、そのように感じる理由は次のことが挙げられます…
・営業成績に苦しんでしまう
・残業が毎日のようにある
・新規開拓営業のストレスがハンパない
営業に向いていない人は、営業職に勤め始めるとこのような事で「営業はつらい」と感じ始めます。
営業職というのは、ただ営業をしていればいいという訳ではなく「書類作成」なども業務の1つとなっていますので1日の仕事量が物凄く多い場合があるんですよ。
自分も住宅の営業職で働いていた経験があるのですが、書類作成やら接客で忙しく毎日残業したうえに休日出勤していましたね。
なので、自分は半年程度で退職する形をとって別のホワイトな企業へ転職することにしたんです。
しかし、毎日慌ただしく仕事がしたい!という方には営業は最高の仕事だと思いますよ?
契約を取ったときは達成感を得られるし、コミュニケーション能力もアップしますので「働いている感」は物凄く感じることが出来ます。
営業は「人と話すのが好き」という方には天職だと思いますので、興味があるのなら思いきって就職してみたらいいと思いますよ?
「百聞は一見にしかず」ですので、まずは恐れずに就職してみましょう!
ルート営業は業種を選ぼう!
最後に1つ言いたいのが、ルート営業で就職するのなら「業種をしっかり選ぼう!」ということです。
先ほども「ルート営業の職種」を少しご紹介させていただきましたが、基本的に給料が高いルート営業は「つらい」と感じる面が多いかと思います。
逆に給料が安い配送などのルート営業は、仕事内容的には「楽」だと思いますので楽な仕事をしたい方にはおすすめですね。
なので、これからルート営業を狙っている方はしっかりと自分に合う「業種」を選んだ方がいいかと思います。
楽なルート営業をしたい方は給料が安い配送などの仕事、つらくても給料が多いルート営業をしたい方は住宅関係…といった風に仕事の幅も絞れますので、まずは「自分はどんなスタイルで働きたいのか?」を考えてみるようにしましょう。
まとめ
さて、今回はルート営業について色々と書かせていただきましたが、仕事をする上で「楽」だと感じるのは人それぞれですので、まずは何でもチャレンジしてみましょう!
チャレンジしてダメだと感じたら転職すればいいだけの話ですので。
それでは!